自転車風味な小ネタ#29
基本的にまったり、たま~に真面目に自転車にまつわる小ネタを更新していこうと思っております。まもなく開幕するツール・ド・フランス。
いよいよ「夏がきたぁ~」と感じる方も多いでしょう。
まぁ、そぉいう方はツールが終わる=夏が終わる方々なんですけどね...
毎年各メーカーが新作フレームやパーツをバシバシ投入するのもこの時期。ツールで初登場するアイテムも多く、今年も楽しみは尽きません。
特に今年アツい分野がTTバイク、エアロフレーム!
キャノンデールはジロで新作TTバイクを投入。
トップチューブに"SLICE"の文字。次期スライスのプロトタイプと思われますが名前は一緒でも、もぉ完全に新設計の全く別物。ちなみに奥に見えるのが現行スライス。○フロントフォークはエアロヒンジ
○フォーク後ろ側に配されたビルトインブレーキ。リアブレーキはチェーンステイ下
○なぜか細いシートポスト
パッと見はTREKのSpeed Concept風味ですが、ステム部分の処理が綺麗にまとまっているとかエアロ効果を意識しつつブレーキを完全内蔵にしてなかったりとか、TREKがちょっと失敗しちゃったっぽいところを上手く仕上げてきた感じ。さすが後出しじゃんけん強いよね。
だいたいTREKは理想が先行し過ぎてメンテナンス性を犠牲にしすぎな気が。Speed Conceptの内蔵ブレーキは調整が超面倒だそうですし、一世代前のEquinox TTXはシフトケーブル交換する為にクランク外さなきゃいけないとか、かなりのイライラ設計でせつなさ炸裂なのですよ。
...閑話休題。
とにかく新しいスライスは最新のトレンドを詰め込んだキャノンデールの本気がビシビシ伝わる意欲作。バッソは今年元気ないですけどね。
そして、TTバイク好きな一部のヒト垂涎のあのバイクの後継モデルが、ついにドーフィネでデビューしましたよ。
いや~、見事に真っ黒。出来立てホヤホヤ感満点。○まるでフォークの一部のように前面に配されたフロントブレーキ
○ブレーキシューは半分外に覗いている。メンテナンス性も犠牲にしていない
○リアブレーキはチェーンステイ下。内蔵されている訳でなくエアロ効果も高そう
○リア三角、すっごい小さい
○そしてシート角は結構寝てる。リアセンターかなり短いっぽい
○ダウンチューブはフロントタイヤぎりぎり
○Di2対応。ケーブルとバッテリーはどこ行った?って位に完全内蔵。Di2専用かも
今までのTimemachine TT01も随分と凄かった。体格やライディングフォームをヒアリングしてからオーダーする、そのライダーの為の専用設計。体重によってフレーム強度まで変える徹底っぷり。他のメーカーの「そりゃ出来るならそれが一番良いよね。やらないけど...」をやらかしちゃったのがTT01だったのですよ。
でも、そこまでやっておきながらブレーキが外付けだったり微妙にコンベンショナルなとこが残ってた。
今回はやること全部やりつくしたまさに「完全版」といった感じ。
市販する気なのだろうか?
BMCは昨年、新型ロードフレーム"Impec"で世界中を驚かせた。フレーム一本一本をカーボンの糸から織り上げて作る専用織り機を開発。更にスイスにImpec製造専用のファクトリーまで新設した。
更に今回の新作TTバイク。そんなに羽振り良いのかBMC!?
エヴァンスは今年かなり好調。大注目なのでは?
そして最後はRIDLEY NOAHの新型
え? 現行モデルとの違いが判らない?それではこちらをご覧ください。

純然たるロードフレームにも拘らずブレーキ一体型フォーク&フレーム!これを「遂にキター!」と思うか「やっちなったな...」と捉えるかは人それぞれだと思いますが、新しい動きが出来たことは間違いない訳で。他メーカーが追随するようなことになれば面白いことになりそうです。
黒歴史になるかもしれないけどね...
2011/6/30 村