店長いち押し CAAD10 (良すぎて本文長し)
カーボンバイク全盛の昨今、高級アルミフレームをラインナップするメーカーが減ってきました。有ったとしても継続モデルが多く、全く新規に開発をしているブランドとなるとほんのひと握りではないでしょうか。 そんな中、アルミバイクのパイオニア的存在のキャノンデールは流石です。この御時世に見事なレーシング・アルミフレームCAAD10発売ですから!
前作のCAAD9も非常に評価が高いフレームでした。もうこれ以上は無いんじゃないか、というところへ持ってきて、BB30化されまだ進化する余地があったかと思わせたのが1年前。そして今回のモデルチェンジでは、どうしても「HAND MADE IN USA」ではなくなるということが話題に。実際どうなんでしょう?ということで実車を見てきました。
細かいことはさておき、ひと目でカッコ良いです。キャノンデールらしさがその造形からあふれています。CAAD9ともSUPER-SIXとも違う全く新しいシルエット。全体にボリウムを増した印象ですが、野暮ったさはこれっぽっちもありませぬ。
そして重量はCAAD9より百数十グラム軽量に。キャノンデールは製法の特性上が個体差出易いので、重量をカタログに記載していません。参考重量として、
フレーム1130g
フォーク 390g (いずれも56cmサイズの場合)
という数字を入手しました。56cmでですょ。身長1744mmの私に合うのが52cmですからそれより2つも大きいサイズでこの軽さ!営業氏も言っていました。ライバルはミドルグレードのカーボンバイクだと。
T社やS社より少しだけ割高ですが、将来ホイール換えて・最上級コンポーネントにして・カーボンハンドルにして・アルミボルト化して・・・・・・・、という段になってフレームの重量差が最後に物を言うのです。有名マスプロメーカーのアルミロードとしては恐らく最軽量のCAAD10。どうですか、グッと来ますよね?
さて、ただ軽いだけではCAAD最新版を名乗れません。軽くなったのに剛性はCAAD9を超えまし
た。例えばヘッド周り。ダウンチューブの前端の強烈な造形が特徴的ですね。ヘッドチューブとの接続する部分の断面積をより大きく確保しています。ヘッドパーツも上下異型ベアリングのトレンドを取り入れています。![]()
そして、フロントフォークも大幅な改良が加えられ、というより全く別物。特にエンド部分に注目。後方にオフセットしているのがお分かり頂けますでしょうか。この形によって快適性を高めているのだとか。
チェーンステー内側に「SAVE」の4文字が。SYNAPSEに準じた形ですね。
これにより、横剛性が上がり、縦方向には振動吸収性が高まっています。
そして、長年CAADの個性であったアワーグラスシートステーともサヨナラしました。
ディレーラーハンガーも変更された箇所。10・11段の多段化による負荷増に対応する為、両側からフレームを挟みこむ形になりました。この部分の剛性不足は、変速のキレに影響することがありますからね。細かい気づかいを有難う、キャノンデール。
シートチューブも新しくなりました(変わってないところ、無いですね)。下に行くに従って横方向に扁平しています。これも必要な向きにだけ剛性を高めるのが目的。円くなくなってしまったので、フロントディレーラーは直付。軽くもなりますしね。
多くの完成車・部品メーカーが追従するキャンデール発のBB30。写真の完成車にアッセンブルされるのは、FSA製のクランク。BB30対応フレームを生かすのはやはりBB30クランクです。
最高傑作アルミバイクのお値段はこんな感じ。良いじゃないの。
CAAD10 フレームセット ¥149,000
CAAD10 5-C 105完成車¥199,000
CAAD10 3-C ULTEGRA完成車 ¥269,000
CAAD10 1-C DURA-ACE完成車¥399,000
クーポン還元あり(現金払:税別価格の10%、現金以外:5%)。
【サイズ】48〜60cm (2cm刻み)、63cm 計8サイズ
【入荷予定時期】11月下旬以降(御予約受付中)
ん~っ! ほ、欲すぃ・・・・・・。
2010-09-09 益 子 暁